こんにちは!経堂ちとふな中央整骨院です。
寒い季節になると、関節の痛みを訴える患者さんが増えます。関節の痛みは、日常生活にも大きな影響を与えるため、早めの対処が大切です。今回は、関節の痛みの原因と考えられる病気について分かりやすく解説します。
関節痛の原因は?
関節は、骨と骨がつながる部分で、スムーズに動くためには「軟骨」というクッションの役割をする部分があります。この軟骨が摩耗したり、炎症が起きたりすると、関節が痛むことがあります。寒さや気圧の変化によって、関節周辺の筋肉や靭帯が緊張することも痛みの原因になることがあります。
また、関節の痛みは、急性のものから慢性的なものまでさまざまなタイプがあります。痛みが続くと、日常生活に支障をきたすだけでなく、運動不足や筋力の低下にもつながることがあります。
関節痛の主な原因と考えられる病名
- 変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう) 最も一般的な関節痛の原因です。関節の軟骨がすり減ることによって、骨同士が直接接触し、痛みやこわばりが生じます。特に膝や股関節に多く見られ、高齢者に多い病気です。 特徴としては、朝のこわばりがあり、動き始めに痛みを感じやすいです。また、長時間同じ姿勢でいると痛みが増します。
- リウマチ(関節リウマチ) 自分の免疫システムが誤って関節を攻撃することで、炎症が起き、関節に痛みを感じます。リウマチは、通常両側の関節に症状が現れ、特に手や足の関節に多いです。 特徴としては、両関節に均等に痛みが現れ、特に朝の時間帯にこわばりを感じることが多いです。
- 痛風(つうふう) 血液中の尿酸値が高くなることで、尿酸が関節に結晶化し、炎症を引き起こします。痛風は突然激しい痛みを伴い、特に足の親指の関節に痛みが現れることが多いです。 特徴としては、激しい痛みが突如として現れ、腫れや赤みを伴います。
- 軟部組織の炎症(筋肉・靭帯の炎症) 関節周囲の筋肉や靭帯が過度に使われたり、怪我を受けたりすると、炎症を起こして痛みが生じることがあります。これには、腱鞘炎や靭帯炎が含まれます。 特徴としては、動かした時に痛みが出たり、特定の動作で痛みが強くなります。
- 外傷による関節の損傷(捻挫、打撲など) 事故やスポーツによる外的な衝撃で、関節やその周辺組織が損傷を受けることがあります。急性の痛みを伴い、腫れやあざが現れることがあります。 特徴としては、急激な痛みと共に、関節が動かしにくくなります。外的な衝撃や過度な負荷が原因です。
関節痛を和らげるためにできること
関節の痛みを和らげるためには、まず原因をしっかりと把握することが大切です。症状が軽いうちに対処することが、慢性化を防ぐためにも重要です。以下のポイントを実践して、日常生活を快適に保ちましょう。
- 適度な運動を行う 関節を動かすことで、筋力を維持し、関節周囲の血行を促進します。無理なくできる範囲で歩いたり、ストレッチを行うことが効果的です。
- 体重管理 体重が増えると、関節に余計な負担がかかりやすくなります。特に膝や腰への負担を減らすために、適正体重を維持することが大切です。
- 温める 冷えが関節痛を悪化させることがあります。お風呂で温まったり、温湿布を使用することで痛みを和らげることができます。
- マッサージ 関節周りの筋肉の緊張をほぐすことで、痛みを軽減することができます。定期的に整骨院でのケアを受けることも効果的です。
- 医師の診断を受ける 長期間続く痛みや急激な痛みがある場合は、整形外科などの専門医の診断を受け、適切な治療を受けましょう。
まとめ
関節の痛みは、放置すると日常生活に大きな影響を与えることがあります。早期の対処と予防が重要です。痛みが気になる方は、無理をせず、適切なケアを行いながら、整骨院での治療も検討してください。経堂ちとふな中央整骨院では、関節痛の原因に合わせた治療法をご提案し、痛みの軽減をサポートいたします。お気軽にご相談ください。
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