腰にやさしい毎日のために 経堂ちとふな中央整骨院が伝えたい姿勢の話

~腰痛予防のために知っておきたいこと~

「座っていると腰がつらい」「長く同じ姿勢でいると腰が痛くなる」
こうした声は、腰痛を抱える方からよく聞かれます。

こうした症状は、背骨の間にある椎間板にかかる内圧と深く関係しています。

椎間板内圧とは

椎間板は、背骨を構成する骨(椎体)と椎体の間にある軟骨組織で、衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。
この椎間板には、姿勢や動きに応じて圧力がかかります。これが椎間板内圧です。
圧力が高くなるほど椎間板にストレスがかかり、腰痛の原因となることがあります。

姿勢による椎間板内圧の変化

以下は、立った姿勢(立位)を基準(100)としたときの椎間板内圧の比較です。

姿勢椎間板内圧(立位=100として)
仰向けで寝る約25
立位(背すじを伸ばして立つ)100
座位(良い姿勢)約140
前かがみの座位約185
前かがみで物を持つ約220〜275

立っている時よりも座っている時の方が腰への負担が大きくなります。
前かがみの姿勢や中腰での荷物の持ち上げなどでは、椎間板内圧がさらに高まります。

なぜ座っている方が痛くなるのか

座る姿勢では、骨盤が後ろに倒れやすく背中が丸まりやすいため、椎間板内圧が上がります。
長時間同じ姿勢を続けることで筋肉が硬くなり、血流が悪化し、痛みが出やすくなります。

腰痛を予防・軽減するために

腰痛のある方や予防したい方は、日常生活で次の点を意識してみてください。

  • 座るときは、骨盤を立てて背すじをまっすぐ保つ
  • 30分〜1時間ごとに軽く体を動かす習慣をつける
  • 重い物を持つ時は膝を曲げ、腰を落として持ち上げる
  • 寝る姿勢は仰向けや横向きが理想(腰に優しい姿勢)

経堂ちとふな中央整骨院

〒156-0052 東京都世田谷区経堂2丁目16-1
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月火水金: 9:00 – 12:00|15:00 – 20:00
土日祝日: 9:00 – 12:00|15:00 – 18:00
定休日 : 木曜

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