暑さに負けない体をつくる暑熱順化(しょねつじゅんか)とは?
こんにちは。経堂ちとふな中央整骨院です。
毎年、暑さが本格化する前に知っておきたいのが「暑熱順化」という言葉です。
これは、体を暑さに慣れさせること。熱中症予防や夏バテ対策に、とても重要な考え方です。
■ 暑熱順化とは?
「暑熱順化」とは、徐々に暑さに慣れることで、体が効率よく汗をかいたり、体温調整ができるようになる状態のことをいいます。
この順化ができていないと、体がうまく熱を逃せず、熱中症のリスクが高くなります。
■ 暑熱順化ができている体の特徴
- 汗をかきやすくなり、体に熱がこもりにくい
- 汗に含まれる塩分が少なくなり、脱水しにくくなる
- 皮膚の血流がよくなり、熱を効率よく逃せる
- 心拍数や体温が安定しやすく、疲れにくい
つまり、「暑さに強い体」=「汗のかき方や体の反応がうまく働く体」です。
■ 暑熱順化はどのくらいでできる?
一般的には、5〜7日程度の継続した軽い汗ばむ運動や入浴を続けることで、暑熱順化が進むといわれています。
ただし、一度順化しても中断すると効果は徐々に薄れてしまいます。
こまめな継続が大切です。
■ 整骨院がすすめる暑熱順化の方法
無理せず、日常の中でできる範囲から始めてみましょう。
1. ウォーキングや軽い運動(15〜30分)
- 日中の暑さを避け、朝や夕方に外を歩く
- 少し汗ばむくらいの強度が効果的
- 無理せず、体調を見ながら行いましょう
2. シャワーより湯船につかる
- 38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分ほど
- 湯気による軽い発汗で、体温調整機能が刺激されます
3. 室内でのストレッチや体操
- エアコンを切った涼しめの室内で軽く体を動かす
- 呼吸に合わせたストレッチで、筋肉の巡りもアップ
■ 暑熱順化ができていないと…
- 汗がうまくかけず、体に熱がこもる
- 水分・塩分のロスが激しく、脱水になりやすい
- 急な気温上昇で体が対応できず、めまいや吐き気が出る
こうした状態は、熱中症・夏バテ・足のつりなどの引き金になることも。
■ 整骨院からのアドバイス
当院では、暑さに負けない体づくりをサポートしています。
- 血流を促し、汗をかきやすくする整体
- 自律神経のバランスを整える施術
- 足のつりや疲れのケア、筋肉の柔軟性アップ
- 運動が苦手な方へのセルフケア指導
「最近汗をかきにくくなった」「暑さに弱くなった」と感じる方は、体の巡りや緊張を整えておくことも大切です。
暑さが本格化する前の今こそ、「暑熱順化」を意識して体を整えるチャンスです。
水分・塩分をとりながら、無理のない範囲で体を動かし、少しずつ暑さに慣らしていきましょう。
暑い季節も元気に過ごせるよう、経堂ちとふな中央整骨院は皆さまの健康をしっかりサポートいたします。
経堂ちとふな中央整骨院
〒156-0052 東京都世田谷区経堂2丁目16-1
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