~夏の“なんとなく不調”、それは水分とミネラル不足かもしれません~
こんにちは。経堂ちとふな中央整骨院です。
毎日、暑い日が続いていますね。気温が高い日は、体も疲れやすく「なんとなくだるい」「足がつる」といった症状を訴える方が増えています。
こうした症状の背景にあるのが、水分不足とミネラル不足です。
今日は、その関係と対策について、整骨院の視点からお伝えします。
■ 水分が足りないと、体はどうなる?
私たちの体は、約60%が水分でできています。
汗をかいて水分が失われると、体内のバランスが崩れ、次のような不調が現れやすくなります。
- 体が重い、だるい
- 集中力が続かない
- 頭がぼーっとする、めまいがする
- 食欲がわかない
- 筋肉がけいれんする、足がつる
- 疲れがとれない、寝つきが悪い
特に夏は、汗と一緒に「水分」だけでなく「塩分やミネラル」も失われているため、体の中は想像以上に負担を感じているのです。
■ 足がつるのは、筋肉のSOS
夜中や朝方に「足がつって目が覚めた」という経験はありませんか?
これは、水分とともに失われるミネラル(特にマグネシウムやカリウム)が不足しているサインかもしれません。
筋肉の収縮や弛緩には、カルシウムやマグネシウムといった電解質が必要です。
それらが不足すると、筋肉の働きがスムーズにいかず、「つりやすくなる」「けいれんしやすい」状態になってしまいます。
また、筋肉が冷えている状態や血流の悪化も影響するため、エアコンのきいた部屋で長時間過ごす方も注意が必要です。
■ 水分だけでは補えない「ミネラル」の重要性
「ちゃんとお水を飲んでいるのに不調が続く」という声もよく耳にします。
実は、水だけでは失ったミネラルを補うことはできないため、体の調子が整いにくくなってしまうのです。
特に夏場に意識したいミネラルは以下のとおりです。
ミネラル | 主な働き | 不足すると |
---|---|---|
ナトリウム | 水分保持・神経伝達 | 脱水・食欲不振・だるさ |
カリウム | 筋肉の動き・塩分調整 | 筋力低下・不整脈 |
カルシウム | 筋肉と神経の調整 | けいれん・疲労感 |
マグネシウム | 筋肉の弛緩・代謝サポート | 足がつる・こわばり |
■ 整骨院がおすすめする“ミネラル補給”の工夫
体の不調を感じたら、まずはこまめな水分とミネラルの補給を意識しましょう。
おすすめの飲み物
- 経口補水液(OS-1など):発汗後や脱水傾向のときに最適
- スポーツドリンク(薄めて):ナトリウム・カリウム補給に有効
- 麦茶:カフェインを含まず、カリウムやミネラルを含む
- 梅昆布茶:手軽に塩分とミネラルを補えます
おすすめの食べ物
- 梅干し、味噌汁、漬物(ナトリウム)
- バナナ、アボカド(カリウム)
- 小魚、豆腐、乳製品(カルシウム)
- ナッツ、海藻類(マグネシウム)
夏の食事は、塩分も糖分も控えすぎず、バランス良く摂ることが大切です。
■ 整骨院でできる夏の体ケア
経堂ちとふな中央整骨院では、以下のようなケアで夏の不調対策を行っています。
- 足がつる方へのふくらはぎや足裏の調整
- 筋肉の緊張を緩め、血流・代謝を促す施術
- 自律神経を整えるヘッドマッサージ
「水分をとっているのに体調がすぐれない」「足がよくつる」そんな方は、体の内と外、両方から整えていくことが大切です。
■ 最後に
水分不足は、ただの“のどの渇き”だけでは済まされない、体全体に影響を与える大きな要因です。
夏を元気に過ごすために、日頃からこまめな水分とミネラル補給を心がけましょう。
そして、「少し変だな」と思った時点で、早めに体を整えることが何よりの予防です。
経堂ちとふな中央整骨院
〒156-0052 東京都世田谷区経堂2丁目16-1
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