冬の寒暖差・血流・自律神経…頭痛が悪化する仕組みと対処法

冬に頭痛が増えるのはなぜ?〜整骨院が専門的に解説〜

こんにちは。経堂ちとふな中央整骨院です。
冬になると「頭痛がひどくなる」「ズキズキ・締め付け感が強まる」という方が多くなります。
これは単なる“寒さのせい”ではなく、神経・循環・自律神経・気象因子といった身体の複数システムが関与した現象です。

冬頭痛の専門的なメカニズム

① 気圧変動と頭蓋内・外の圧力バランス

冬は気圧が変動しやすく、低気圧の接近・寒冷前線通過が起こります。
このとき外気圧が変化すると、身体は内外の圧力バランスを調整しますが、特に

  • 鼻腔・副鼻腔(副鼻腔圧)
  • 内耳・三半規管(圧受容器)

に影響が出て、神経系が刺激されます。
この圧力差が頭痛を誘発することが知られています(気象因子と頭痛の関連は研究でも報告されています)

② 血管反応性の変化と循環異常

寒冷刺激は末梢血管を収縮させ、頭部や頸部の血流変動を強めます。
血管が収縮・拡張を繰り返す過程で

  • 頸動脈枝・頭皮血管・脳外血管の張力が変動
  • 三叉神経血管系の感受性が高まる

結果として「ズキズキ」「締め付けられる感じ」の頭痛が強くなることがあります。
この血管反応性の変動は、偏頭痛・緊張型頭痛など多様な頭痛タイプで観察されます

③ 冬の室内環境と乾燥・脱水

暖房による乾燥環境は

  • 気道・副鼻腔粘膜の乾燥
  • 鼻腔・副鼻腔の炎症
  • 軽度の脱水状態

を招き、これが頸肩・頭蓋底筋群の緊張 と 頭痛誘発につながる可能性があります。また、冬は外気が冷たいので水分摂取量が減りがちで、軽度脱水自体が頭痛トリガーになることも知られています。

④ 日照不足・神経化学的変化

冬は日照時間が短くなり、体内でのセロトニン・ビタミンDの低下が起こりやすくなります。
セロトニンは痛覚の制御に関与しており、これが乱れると痛みの閾値が下がり頭痛が起きやすくなる傾向があります。

冬頭痛に整骨院としてどう向き合うのか

当院では頭痛を「症状としての痛み」で終わらせず、
原因と身体機能の変調から解決するアプローチを大切にしています。

① 頚部・肩甲帯の筋・筋膜調整

冬季は冷えによる筋緊張が強くなりやすく、これが

  • 首肩筋の過緊張
  • 血流低下
  • 自律神経バランスの乱れ

につながります。これを徒手療法で緩和し、循環改善と頭痛トリガーの除去を図ります。

② 関節可動性の改善

頸椎や胸椎の可動性低下は、頭部への血流と神経伝達に影響を与えやすい部位です。
可動域の改善 → 負担の分散 → 頭痛の軽減へとつなげていきます。

③ 自律神経への調整

気圧変化・寒暖差は自律神経にストレスを与え、交感神経優位を招きます。
当院では手技・体幹・呼吸指導を組み合わせて副交感神経優位へ導く施術も行っています。

冬の頭痛予防・日常生活のポイント

ここからは患者さん自身でもできる冬の頭痛予防策です。

① 水分補給を意識する

冬は喉の渇きが少ないため、水分不足になりやすいです。
こまめな水分摂取が頭痛予防につながります。

② 室内の加湿と温度管理

乾燥・寒暖差は頭痛を誘発しやすい環境です。

  • 加湿器で湿度管理
  • 冷気の直接刺激を避ける

これを意識しましょう。

③ 適度な運動で循環を促す

肩甲帯・頸部・胸郭のストレッチや軽い運動は、血流改善・筋緊張緩和の助けになります。

④ 日照時間の補完

日光浴や適度な散歩でセロトニン・ビタミンDの合成を促すことも、頭痛の感受性低下につながります。

まとめ:冬の頭痛は多因子性

冬の頭痛には、

  • 気圧変動・寒冷刺激
  • 血管生理・循環の変化
  • 乾燥・脱水
  • 自律神経の乱れ
  • 神経化学物質の変動

など複数の生理学的因子が重なって関与しています。
つらい頭痛は我慢せず、専門的な評価とケアで改善・予防していきましょう。

経堂ちとふな中央整骨院

〒156-0052 東京都世田谷区経堂2丁目16-1
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月火水金: 9:00 – 12:00|15:00 – 20:00
土日祝日: 9:00 – 12:00|15:00 – 18:00
定休日 : 木曜

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