オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter disease)は、成長期の青少年に見られる膝の疾患で、膝蓋腱の付着部(脛骨粗面)に痛みや腫れが生じる病気です。
この疾患は、通常、12歳から15歳の男子に多く見られますが、女子にも発症することがあります。運動競技をしている子どもたちによく見られ、ランニング、ジャンプ、膝を曲げた状態での着地などが原因で起こります。
オスグット・シュラッター病の症状は、膝の脛骨粗面に痛みや腫れが生じることであり、しばしば片側だけに現れます。症状は運動時に悪化し、しばしば夜間に悪化することがあります。
この疾患の治療法には、以下のようなものがあります。
- 休養:症状を悪化させないように、スポーツや激しい運動を避けることが重要です。
- アイシング:膝の痛みや腫れを軽減するために、アイシングを行います。
- 薬物療法:痛みや腫れを軽減するため、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を処方されることがあります。
- 物理療法:ストレッチやエクササイズを行い、筋肉の柔軟性を高めることができます。
- サポート:スポーツの際に、膝をサポートする膝サポーターを使用することが効果的です。
- 手術:症状が重度である場合には、手術を行うこともあります。
経堂ちとふな中央整骨院でも多くの学生さんがご来院しています。特にバスケ部やバレー部、サッカー部や陸上部の皆さんが多い傾向があります。
治療は痛みが出ている所の炎症をとる治療や大腿四頭筋へのマッサージや体全体のバランスを整える治療を行います。
本格的な痛みが出る前の治療が重要ですので違和感程度でもご気軽にご相談ください。