- 梅雨にむくむ理由とは?
- 鍼灸師がおすすめ!!むくみに効くツボ5選
梅雨にむくむ理由とは?
梅雨時期に浮腫みが生じる理由は、以下のような要因が関与しています。
- 湿度の上昇: 梅雨時期は湿度が高くなる傾向があります。高湿度の環境下では、汗を十分に蒸発させずに体表面に残ることが多くなります。これにより、体内の水分や塩分のバランスが乱れ、浮腫みが引き起こされる可能性があります。
- 活動量の低下: 梅雨時期はしばしば雨や湿気が続き、外出や運動する機会が減ることがあります。運動不足は、血液や体液の循環を悪化させる要因となります。循環の低下により、組織への水分の滞留が生じ、浮腫みが現れる可能性があります。
- 食事や飲み物の影響: 梅雨時期は湿度が高いため、水分を多く摂取します。それに伴い体内の塩分濃度が薄くならないように塩分を摂取することが推奨されています。ただ日本人はもともと過剰に塩分をとっていることがありますので取り過ぎに注意が必要です。過剰な塩分摂取は体内の水分バランスを乱し、浮腫みを引き起こす可能性があります。
- 血行不良: 梅雨時期は気温や湿度の変化により、血管の収縮や拡張が生じやすくなります。これによって血液の循環が悪化し、体液が組織に滞留しやすくなります。血液やリンパの循環不良は、浮腫みの一因となります。
現役鍼灸師がおすすめ!!むくみに効くツボ5選
- 内関穴 :手のひらを握ったときに出る2本の腱と腱の間手首の関節から指3本分離れたとところ。 消化を促すため水分の排出を促進し、むくみを緩和する効果があります。
2.三陰交(足内くるぶしの上方4横指): 足首の内くるぶしの骨の内側にあるツボです。体液の循環を促進し、むくみを改善する効果があります。
3.太衝(足親指の付け根): 足の親指の付け根にあるツボです。利尿作用を促進し、体内の余分な水分を排出する効果があります。
4.承山(しょうざん):つま先立ちをしたときにふくらはぎにできるくぼみ(中央)にあるツボです。むくみ改善効果があります。
5.足三里(膝窩から人差し指の指先の水平ラインに向かって3横指): 脛骨の外側の筋肉の真ん中にあるツボです。体液の循環を改善し、むくみを緩和する効果があります。