TFCC損傷(手首の痛み)とは?

目次

  • TFCCとは?
  • TFCC損傷の原因とは?
  • TFCC損傷の症状とは?
  • TFCC損傷の一般的な治療とは?
  • TFCC損傷の経堂ちとふな中央整骨院の治療とは?

TFCC損傷とは?

TFCC(Triangular Fibrocartilage Complex)損傷とは、手首の内側にある三角線維軟骨複合体(TFCC)が損傷を受けた状態のことを指します。TFCCは、手首の骨の間にある軟骨や靭帯、腱などから構成され、手首の安定性を保ち、手の甲と腕の骨を繋げています。

TFCC損傷の原因とは?

TFCC(Triangular Fibrocartilage Complex)の損傷は、手首に加わる外力や繰り返しの使用によって引き起こされます。一般的な原因としては、以下のようなものがあります。

  1. 落下や衝撃:手首に強い衝撃を与えることで、TFCCが損傷することがあります。例えば、スポーツや交通事故などでの落下や衝突が原因となることがあります。
  2. 長時間の手首の使用:手首を長時間同じ動きを続けることで、TFCCが摩耗することがあります。例えば、テニスや野球、ゴルフなどのスポーツ、またはコンピュータ作業やピアノ演奏などの長時間の手首の使用が原因となることがあります。
  3. 手首の過度の曲げや回転:手首を過度に曲げたり回転させたりすることで、TFCCが損傷することがあります。例えば、ヨガや柔軟体操、または肘をついて座ることで手首に負担がかかることがあります。
  4. 年齢や関節病変:年齢の影響や関節病変によって、TFCCが弱くなることがあります。これにより、手首にかかる負荷が増加し、TFCCが損傷することがあります。

TFCC損傷の症状とは?

TFCC(Triangular Fibrocartilage Complex)の損傷には、以下のような症状が現れることがあります。

  1. 手首の痛み:TFCCの損傷によって手首に痛みが生じることがあります。痛みは、手首の内側や外側、または手の甲側に現れることがあります。
  2. 腫れ:TFCCの損傷によって、手首に腫れが生じることがあります。腫れは、手首の内側や外側、または手の甲側に現れることがあります。
  3. 熱感:TFCCの損傷によって、手首に熱感が生じることがあります。
  4. 振動に対する痛み:手首を振動させたときに痛みが生じることがあります。例えば、道路の段差を車で走行したとき、またはペンやハンマーで何かを叩いたときなどが挙げられます。
  5. 手首の動きの制限:TFCCの損傷によって、手首の動きに制限が生じることがあります。手首を回転させたり、屈曲・伸展させたりするときに痛みが生じることがあります。

TFCC損傷の一般的な治療とは?

TFCC損傷の治療方法は、損傷の程度や症状に応じて異なりますが、以下に一般的な治療方法をいくつか紹介します。

  1. 保存的治療:軽度から中等度のTFCC損傷の場合、手首を安静に保ち、固定装具を使用することで治療する場合があります。また、炎症を抑えるために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やコルチコステロイド注射を使用することがあります。
  2. 手術的治療:重度のTFCC損傷や保存的治療によって症状が改善しない場合、手術的治療が必要になる場合があります。手術には、TFCCを修復するために手術用の器具を使用する方法や、TFCCを切除する方法などがあります。
  3. リハビリテーション:手術後や保存的治療後には、リハビリテーションが必要になります。手首の筋力や柔軟性を回復させるためのエクササイズやストレッチング、マッサージなどのトリートメントを行います。

TFCC損傷の経堂ちとふな中央整骨院の治療とは?

経堂ちとふな中央整骨院ではまず痛みがある場所を確認して検査を行います。その後炎症があればハイボルテージやアイシングにて痛みのコントロールを行います。さらに必要であれば固定具やテーピングをして患部の安静を図ります。落ち着いてきたらリハビリをスタートして可動域改善や動きの柔軟性を出していきます。

手首に痛みがある方は一度ご相談ください。

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