“頭痛から呼吸不全まで!鍼灸の効果的な活用法とツボ紹介”

今回は鍼がこんな症状にも効果的です!!というコラムを書いてみたいと思います。

まずは多くの人が困っている症状の「頭痛」です。なんと3000万人程度の方が悩まれているそうです。

では「頭痛」でよく使われる3つのツボをご紹介します。

風池(ふうち)

場所は少し上を向いた時、背骨から上がって指が止まるくぼみ(風府(ふうふ))と、耳の下を結んだ中間点。

太陽(たいよう)

このツボは「押していれば眼病とは無縁になる」という意味がこめられています。

場所は「まゆ尻と目尻の中央からやや後ろの窪んだ所」にあります。

合谷(ごうこく)

場所は、親指と人差し指の骨が”合”わさる場所の、前の”谷”間にあります。
軽く手を開いた状態では、骨のすぐ前が谷間のように凹みます。
※普段から指を強く使うような方は、筋肉が発達して盛り上がってる可能性もあります。

この3つのツボを主に使って当院では鍼を行います。必要に応じてパルスを使うこともあります。もちろん自宅では軽く押すだけでも効果的ですよ!!

また「COPD」

Chronic Obstructive Pulmonary Diseaseの略で、肺気腫や慢性気管支炎も合わせた、慢性閉塞性肺疾患という病気のことです。
 気管支が炎症を起こしたり肺胞が破壊されて肺機能が低下し、悪化するとせき・たん・息切れが強くなり生活に支障をきたします。せきや呼吸困難などの症状は気管支喘息と似ていますが、進行性であるという点で異なります。日本では約530万人を超える患者数がいると言われています。

この「COPD」自体を治すことは鍼灸では難しいですが息切れなどの症状を改善することが期待されています。

いわゆる呼吸補助筋に鍼やマッサージを行い呼吸しやすい身体を作ることを目的にしています。

使うツボは「中府」です。

鍼の効果は自律神経の調整をして身体をリラックス状態にする治療です。いわゆる自然治癒力向上です。

「未病」は聞いたことはありますでしょうか?

この「未病」は、病気にはまだなっていないけど、何となく体の調子が悪い という状態です。

放置しておくと病気になってしまう状態です。

病気になり始めていると言っても過言ではありません。

「未病治」は、「みびょうち」と読みます。

「未病」「治」療すると書いて、「未病治」です。

「未(いま)だ病(や)まざるを治(ち)す」

病気になってしまってからでは治療するのが大変なことでも、病気にかかる前に治療や予防をしてしまった方が、効率がいいということです。

要は悪くなってから受けるんじゃなくて日頃から受ける=これが鍼灸

倦怠感、吐き気、しびれ、免疫力、便秘、不眠などに効果があると言われていますのでご気軽にご相談ください。

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