目次
- なぜ肉離れは起こるのか?
- 肉離れの症状とは?
- 肉離れの程度とは?
- 肉離れが起きやすい部位は?
- 肉離れの治療とは?
- 経堂ちとふな中央整骨院での治療とは?
なぜ肉離れは起こるのか?
肉離れは、筋肉が急激な負荷や過度のストレッチなどによって、繊維が断裂することによって起こります。具体的には、以下のような状況で肉離れが起こりやすくなります。
- 突然の過度な運動やスポーツ:急に始めた新しいスポーツや、激しい運動を突然行うことで、筋肉に負荷がかかり肉離れを起こすことがあります。
- 疲労や筋肉の疲れ:長時間の運動や作業で筋肉が疲れた状態で、過度の負荷がかかると肉離れを起こすことがあります。
- ストレッチ不足:筋肉が十分にストレッチされずに、急激に引っ張られたりすると、肉離れを起こすことがあります。
- 加齢や筋肉の衰え:年齢や運動不足によって筋肉が弱くなった状態で、負荷がかかると肉離れを起こすことがあります。
- 事故や外傷:衝撃や外傷によって、筋肉が直接的なダメージを受け、肉離れを起こすことがあります。
肉離れの症状とは?
肉離れの症状は、以下のようなものがあります。
- 痛み:負傷部位に痛みが生じます。痛みの程度は、肉離れの程度や場所によって異なります。
- 腫れ:負傷部位が腫れます。腫れの程度も、肉離れの程度や場所によって異なります。
- 内出血:肉離れが起こると、負傷部位に内出血が生じます。内出血が起こると、皮膚が青くなったり、赤く腫れたりします。
- 機能障害:肉離れが重度の場合、負傷部位の機能が一時的に低下することがあります。例えば、腕や足が動かしにくくなったり、力が入らなくなったりすることがあります。
肉離れの程度とは?
肉離れには、程度に応じて3つの分類があります。以下に、肉離れの程度とその特徴を説明します。
- 軽度(Grade 1):筋肉の一部が軽度に痛みや腫れを起こすもので、筋肉繊維が一部断裂しています。患部はやや痛みや違和感がありますが、筋力低下は少なく、数日~1週間で自然治癒することが多いです。
- 中等度(Grade 2):筋肉の繊維が一部から半数近く断裂し、痛みや腫れが強く、患部を動かすと痛みが増します。筋力低下があり、回復には2~4週間程度かかることがあります。
- 重度(Grade 3):筋肉が完全に断裂し、腫れや内出血が起こります。患部は激痛を伴い、動かすことができません。筋力低下が顕著で、回復には数か月から半年以上かかることがあります。
肉離れが起きやすい部位は?
肉離れが好発する部位は、以下の通りです。
- 大腿部(太もも):走る、ジャンプする、蹴るなど、下半身を使うスポーツで肉離れが起こりやすい部位です。
- 腓腹筋(ひふくきん):膝を曲げた状態から急に伸ばすような動作をすると、腓腹筋が肉離れを起こしやすい部位です。
- 肩関節周辺:野球やテニスなど、上肢を使うスポーツで肉離れが起こりやすい部位です。
- 腰部:腰を使うスポーツや、重いものを持ち上げる作業などで、肉離れが起こりやすい部位です。
肉離れの治療とは?
肉離れの治療には、以下のような方法があります。
- 安静と氷や熱の湿布:負傷部位に対して十分な休息をとり、湿布を使って痛みや炎症を抑えます。氷の場合は、肉離れが起きた後すぐに使用することで、内出血を抑える効果があります。熱の場合は、2〜3日後から使用することで、筋肉を緩める効果があります。
- 炎症を抑える薬:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの薬を使用して、炎症を抑えます。
- リハビリテーション:痛みが引いた後、運動療法や物理療法を行い、筋力を回復させます。ストレッチやマッサージ、電気療法、超音波療法、トレーニングなどが有効です。
- 手術:肉離れが重度で、自然治癒が望めない場合には、手術が必要となることがあります。手術では、負傷した筋肉や腱を縫合するなどして、修復します。
経堂ちとふな中央整骨院での治療とは?
経堂ちとふな中央整骨院では今まで多くのアスリートや部活生、久しぶりの運動をした方など治療実績があります。程度により内容は変わりますが多くの場合、ハイボルテージやアイシングで炎症をとったりマッサージや鍼で周りの筋肉を緩めたり、テーピングにて患部の安静を図ったりと患者さんに合わせた治療を行います。また試合が近いんだけどなどのご相談にも出来るだけ添えるように対応しますのでご気軽にご来院ください。